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“トーク”で学ぼう金融基礎のキソ

第4話 資産の運用

登場人物
A君
今朝の新聞の見出しに「金融資産を守れ!」と書いてあった。マネーを守るって、具体的にどんなことなんだろう?
B君
資産としてのお金の価値を減らさないことだと思うよ。
A君
金庫にしまっておいたり、銀行に預けておけば減らないんじゃないの?
D君
そうそう。ネズミに食べられちゃうこともないし(笑)。
C君
ところが減るんだよ、お金は。
A君
B君
D君
えっ、どうして?
ところが減るんだよ、お金は。
C君
たとえばキミが100万円持っていて、1年間タンスにしまっておくとするよ。翌年タンスには100万円の紙幣はあるだろうけど、その間に物価が3%上がっていたらどうなる?
A君
そうか、1年前には10万円で買えたモノが10万3,000円払わないと買えなくなるんだ。
B君
5年間そのままにしていたら15%も目減りしてしまう。それって大きいなあ…。
D君
100万円はそこにあっても、物価が上がれば価値が減ってしまうってわけか。
A君
政府はインフレに誘導すると言っているし、実際、モノは高くなってきているよね。
D君
牛丼のお店も値上げが続いた…。
C君
そう、だから持っているお金の価値を減らさない工夫が必要なんだ。今のような低金利では、資金を銀行に預けていても物価の上昇に追いつかない。
  • 「資産運用」と言うと、お金を持っている人がそのお金を使ってさらに増やすことをイメージしがちですが、運用の目的は増やすだけではありません。資産の価値を物価の上昇に遅れないように継続的に維持することが、むしろ重要な役割であるとも言えます。
  • 実質的なデフレが20年近く続いた日本では、物価が上がるどころかモノの値段が下がることも多かったため、銀行金利がゼロに近くても資産が目減りする実感はありませんでした。そのため、外国に比べて「資産運用」への関心が低かったと言えます。海外では資金を自らの責任において守り、増やすことが当たり前になりつつあります。
A君
資産運用って、どうやってやるんだろう?
C君
一般的には投資信託や債券、株式などに投資して、有利な利回りを目指すことを言うんだ。
B君
企業も余った資金なんかを運用しているわけだよね。
D君
なんか難しそうだなあ…。
C君
証券にくわしくない人は「投資信託」を買うといいよ。何千銘柄もあるけど、人気商品はある程度絞られるからね。証券会社や銀行で相談すればいろいろ教えてもらえる。
  • 投資信託とは、顧客から集めた資金をひとつにまとめ、あらかじめ決めた条件に従って投資の専門家が運用し、その成果を顧客に還元する運用商品のことです。投資対象や投資リスクの大小など、さまざまな特徴から商品(銘柄)を選ぶことができ、少額からの投資が可能です。わかりやすい運用商品として人気があり、米国では投資信託の普及によって証券投資が盛んになりました。日本では証券会社、銀行、信用金庫などで買うことができます。
なるほど、保険ビジネスって科学で成り立っているんだね
D君
投資信託は証券会社や銀行がつくっているの?
A君
専門につくっている会社があるのなら、訪問してみようかな。
C君
投資信託のような運用商品は「投資運用会社」が開発・運用を行っているんだ。アセットマネジメント会社とも言うね。それを銀行や証券会社などが販売している。
B君
メガバンクや大手証券会社の名前が付いた投資運用会社もあるね。
C君
そうなんだ。投資運用会社は国内金融グループの一員である会社、独立系の会社、外資系の会社に分けることができる。その多くは新卒採用もしているよ。
  • 投資運用の仕事を専業にしている会社には、プロ向けの商品を限られた顧客に提供する「ヘッジファンド」と呼ばれるような会社もあります。
  • 投資運用のテキストなどには「ファンド」という言葉がよく出てきます。「ファンド」の意味を理解しておかないと、わかりにくいかもしれません。「就活前に学ぶ金融講座/第2章・ファンドとは?」を参考にしてください。
A君
これからはインフレの世の中になりそうだから、投資運用会社にはいい商品をたくさんつくってほしいと思う。
C君
日本では個人金融資産の約半分が銀行などに預けられている。証券投資が盛んな米国では預金の比率が13%、欧州でも35%くらいだから、日本の比率は相当に高い。
B君
「余分なお金は銀行に預けなさい」と親から言われてる。でもそれって違うのかな…。
D君
リスクはないけど、物価が上がるとキビシイかもね。
C君
銀行に預けられている資金が投資信託などにもっと移れば、その運用を通じてさまざまな金融市場に資金が流れる。資金の循環を活発にすることは、経済や産業の発展にとても役立つんだ。
A君
B君
D君
なるほど。これからは運用商品の利用がもっともっと広がりそうだね。
資金の循環を活発にすることは、経済や産業の発展にとても役立つんだ。
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