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データで見るアスリート学生の就活

一般的に「就職に強い」というイメージがあるアスリート学生。しかし、勉強と部活の両立に加え、就職活動も成功させるとなると、必ずしも「体育会だから大丈夫」とは言い切れません。アスリート学生に実施したアンケートの集計データを基に、アスリート系ならではの就活事情を探ってみました。

一般学生に比べ早めの内定、高い大手・上場企業の割合

「就職に強い」。アスリート学生の就活についてイメージするとき、まずこの言葉が浮かぶ人も少なくないと思います。確かに昔からよく言われていることですが、本当にそうでしょうか。実際にアスリート系の学生から取ったデータを見てみましょう。まずは内定率から。DISCOの「2016年度 体育会学生の就職活動調査」によると、2016年卒のアスリート系先輩の内定率(2015年8月1日時点)は71.5%となりました。同時期で比べると、一般学生の65.8%に対して5.7ポイントも高くなっています。しかし、内定を獲得した社数については、アスリート学生(平均1.8社)が、一般学生(平均2.1社)を下回りました。多くの内定の中から選ぶ、いわゆる「内定長者」のような学生は、アスリート系ではほとんど見られませんでした。

就職先の内訳はどうでしょうか。2015年8月1日の時点で就職先を決めていた学生を調べたところ、アスリート学生は大手企業に決まる割合が高くなりました。「従業員5000人以上」と回答した割合が40.5%と、一般学生の33.8%を大きく上回っています。また、上場企業の比率でも一般学生(57.9%)を上回っており、約7割(69.6%)のアスリート学生が上場企業への入社を決めています。一般学生に比べて、早い時期に内定が決まり、大手・上場企業に決まっている割合が高いアスリート学生は、「就職に強い」と言えるかもしれません。

就職決定企業の従業員数 5000人以上(体育会学生40.5% 一般学生33.8%) 1000人~4999人(体育会学生22.8% 一般学生31.6%) 300人~999人(体育会学生21.5% 一般学生16.6%) 299人以下(体育会学生15.2% 一般学生18.0%)
8月1日現在の内定の有無 内定を得た(体育会学生71.5% 一般学生65.8%) 内定を得ていない(体育会学生28.5% 一般学生34.2%) 内定者数 1社(体育会学生48.5% 一般学生47.1%) 2社(体育会学生28.7% 一般学生26.2%) 3社(体育会学生18.7% 一般学生14.4%) 4社(体育会学生2.3% 一般学生6.4%) 5社(体育会学生1.2% 一般学生2.5%) 6社以上(体育会学生0.6% 一般学生3.5%) 就職決定企業の株式 上場(体育会学生69.6% 一般学生57.9%) 非上場(体育会学生30.4% 一般学生42.1%)

出典/DISCO「2016年度 体育会学生の就職活動調査」

エントリーは絞る傾向、先輩との接触には積極的

アスリート学生と一般学生の就職活動を比較すると、何か違いがあるのでしょうか? 大きな差が見られたのは、エントリー社数です。一般学生が平均60.5社にエントリーしたのに対し、アスリート学生は平均41.6社と、実に3割以上も少ない水準にとどまりました。一方、企業セミナーや選考試験など、エントリー以降の活動については特に差は見られませんでした。アスリート学生は、一般学生に比べて就職活動の入口であるエントリーの段階で企業数を絞る傾向があるようです。

業界・企業研究のための情報収集に欠かせないセミナーの利用についてはどうでしょうか。就職会社等が主催する「合同企業セミナー」と、大学内で行われる「学内セミナー」への参加回数を比較しました。「合同企業セミナー」への参加回数には大きな差が見られないのに対して、「学内企業セミナー」は、一般学生(5.3回)より、アスリート学生(7.2回)の方が2回ほど多く参加しています。学業と部活動に忙しいアスリート学生が、授業の合間に効率よく参加できる「学内企業セミナー」を活用していることが分かります。

OB・OG訪問の経験 OB・OG訪問をした (体育会学生64.4% 一般学生26.2%) OB・OG訪問をしていない(体育会学生35.6% 一般学生73.8%) OB・OG訪問をした人数 1人(体育会学生13.0% 一般学生31.1%) 2人(体育会学生14.3% 一般学生23.6%) 3人(体育会学生13.6% 一般学生14.8%) 4人(体育会学生6.5% 一般学生7.2%) 5人(体育会学生14.3% 一般学生6.6%) 6人~9人(体育会学生11.0% 一般学生7.5%) 10人以上(体育会学生27.3% 一般学生9.1%)
活動量比較(全体) エントリー社数(体育会学生41.6% 一般学生60.5%) 企業セミナー参加者数(体育会学生21.5% 一般学生21.9%) エントリーシート提出者数(体育会学生17.4% 一般学生17.9%) 簿記試験受験者数(体育会学生12.4% 一般学生12.5%) 面接試験受験者数(体育会学生9.4% 一般学生8.8%) 活動量比較(企業セミナーの種類) 合同起業セミナー【就職情報会社等主催】 (体育会学生4.2% 一般学生4.3%) 学内企業セミナー(体育会学生7.2% 一般学生5.3%)

活動内容の中でも、大きな差が出たのがOB・OG訪問とリクルーター接触についてです。自分から個人的に約束をとって行う自主的な「OB・OG訪問」の経験者は、アスリート学生で6割を超え(64.4%)、2割台(26.2%)にとどまる一般学生に大差をつけています。訪問人数も平均8.0人と、一般学生の4.1人の約2倍になっており、10人以上を訪問したという学生も27.3%に上っています。一方、リクルーターの接触を見てみると、63.2%が「接触があった」と答えており、一般学生(38.1%)を約25ポイント上回りました。アスリート学生にとって、OB・OG訪問やリクルーターが重要な情報収集手段になっていることがうかがえます。

リクルーター接触の有無 接触が合った(体育会学生63.2% 一般学生38.1%) 接触はなかった(体育会学生36.8% 一般学生61.9%)

出典/DISCO「2016年度 体育会学生の就職活動調査」

大きい就活スケジュール変更の影響

2016年卒から大きく変わった就活スケジュールですが、アスリート学生にはどんな影響があったのでしょうか。就職活動を本格的に始めた時期について聞いた調査によると、約半数(49.0%)が「3月~5月」と答えています。一方で、3月より前に本格化させていた層を合計した割合も43.5%に上りました。多くの競技で、4月~6月にかけて大会の開催数がピークを迎えることもあり、早めに動きたいと考えた学生も少なくなかったことがうかがえます。
先輩たちは、今回の就職活動のスケジュール変更によって、どんな影響を受けたのでしょうか。率直な意見を聞いたところ、「就職活動が長期化し部活に専念できなかった」が最も多く、7割強(72.8%)を占めました。また、「合宿に参加できなくなった/参加できない可能性がある」(41.8%)、「部活へ参加できない日数が増えてしまった」(31.4%)と続き、総じて部活への影響が避けられなかった実態が浮き彫りとなりました。中には「大会と被るので大手企業の選考を断念した」(8.8%)と苦渋の決断をした先輩もおり、就活スケジュールがどうなるか?という問題については、今後も気になるところです。

就職活動を本格的に始めた時期 6月~8月(3年次)4.6% 9月~11月(3年次)6.3% 12月~2月(3年次)32.6% 3月~5月(4年次)49.0% 6月~8月(4年次)5.4% まだ本格的に始めていない(これから)2.1% スケージュール繰り下げで受けた影響 就職活動が長期化し部活に専念できなくなった72.8% 合宿にさんかできなくなった/参加できない可能性がある41.8% 部活へ参加でない日数が増えてしまった31.4% 大会に出られなくなった/出られない可能性がある25.9% 大会と被るので大手企業の先行を断念した8.8% 就職活動は、早く内定を出してくれる 企業のみに絞り、部活を優先することにした7.5% 就職留年を決めて、部活に専念することにした1.7% 特に感じていない13.4%

出典/DISCO「2016年度 体育会学生の就職活動調査」

アスリート系ならではの有利・不利は?

アスリート学生が持つ「就活に強い」というイメージですが、実際に就活をした先輩たちは、どのように感じていたのでしょうか。体育会に入っていたことで、就職に有利だと思ったこと、逆に不利だと思ったことについて聞いてみました。まず、有利だと感じたことを聞いたところ、「部活内で就活に関する情報共有ができた」が過半数(55.2%)でトップとなりました。就職活動に充てられる時間が限られている分、チームワークを活かし、お互いに助け合って就職活動を進めていることがうかがえます。また、「選考時に体育会ブランドが通用した」が(49.0%)で続き、企業側が体育会経験を高く評価していることを実感する学生が多かったようです。一方、不利だと感じたことについては「インターンシップに参加できなかった」(51.5%)、「体力的にしんどかった」(49.0%)と、限られた時間の中で活動を強いられた厳しさをあげる先輩が目立ちました。アスリート学生が就活を成功させるポイントは、やはり時間的制約の中でいかに効率的に活動するかという点にあるようです。

体育会に入っていたことで就職に有利だと思ったこと 部活内で就活に関する情報共有ができた55.2% 選考時に体育会ブランドが通用した49.0% 困った時に先輩やOB・OGに相談できた38.9% 体育会学生ならではの就活の進め方があった34.3% 先輩の就活する様子を見ていたら想像しやすかった24.7% 他己分析を部内で一緒にできた24.3% OB・OG訪問がしやすかった19.2% OB・OGからの企業紹介を受けられた18.4% 企業側の体育会出身者に面倒を見てもらえた10.0% 企業側の同じ大学出身者に面倒を見てもらえた8.8% 監督からの企業紹介を受けられた5.4% その他2.9% 特にない10.9% 体育会に入っていた事で就職に不利だと思ったこと インターシップに参加できなかった51.5% 体力的にしんどかった49.0% エントリーシートの提出が限られてしまった34.3% 就活を始めるのが遅くなってしまった 27.2% 業界分析・企業分析をする時間が限られてしまった25.1% 説明会や部活イベントに参加できなかった24.7% 自己分析をする時間が限られてしまった17.2% 就活情報を交換する機会が少なく、情報が限られた16.3% 面接と練習が重なり、選考辞退せざるを得なかった 10.0% 大学キャリアセンターの力を借りられなかった4.2% 監督やOB・OGからの紹介で内定を辞退しづらかった2.9% 入社したい企業に合わない先輩がいたことで断念した 1.7% その他1.3% 特にない18.4%

出典/DISCO「2016年度 体育会学生の就職活動調査」

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